薬剤師の転職
薬剤師を含めた医療業界は転職が盛んに行われています。
国家資格を取得しているためその資格を武器に転職も行いやすい状況です。
薬剤師の転職理由
年収、待遇改善
年収や待遇に不満があり、もっと良い条件を求めて転職する薬剤師は今も昔も多いようです。
あれだけ多くの仕事をしてなんで給料がこれくらいなんだと不満があるようです。
しかもその年収や待遇が他と比較して低ければ尚更です。
今は情報に溢れており周りがもっとお金を貰って楽しそうな生活をしている人をSNSなんかで見かける機会も増えました。
同年代の年収は気になりますよね。
それに実は薬剤師の給料って世間一般から見ても決して高くないです。
昇給率も低く、大企業でなければ大幅な年収アップは望みにくいです。
でも税金など出ていくお金は増える一方。
今は6年制にもなって仕事内容も責任は増える一方なのにこんな安月給じゃやってられないという気持ちもわかります。
家族を養う立場だと自分の給料で家族の生活がかかってきます。
より良い待遇を求めて転職するのはもっともだとおもいます。
それに有給が取れない、休みにくいというのもあげられます。
私の周りのお話
業務内容と待遇の差に我慢できず転職した先輩薬剤師がいます。
人間関係
やはり上位に入ってきます。
薬剤師に限ったことではなく人間関係のストレスは退職の大きな理由となっています。
パワハラ
マタハラ
意味不明な指示を出す上司
面倒な患者を押し付けられる
お局と気があわない
居心地が悪い
そして人間関係は合う合わないがあります。
可能な限りその原因を分析します。
自分だけだと客観的に見ることは出来ないので家族や友人など周りの人に意見を求めると良いです。
意外といいアドバイスをくれることもありますし、
言葉に出すことでストレス発散になることもできます。
一人で抱え込まないようにすることが大切です。
その職場でなんとか出来るか、ある程度の努力はしてみる価値がありますが、それでも改善しないときは自らの努力だけでは難しいことが多いです。
いつまでもそこにいても心身のバランスを崩すだけです。
心機一転、新しい環境へ移ることを検討する方が良いでしょう。

私の周りの話
先輩薬剤師の強い当たりに耐えられずに辞めた薬剤師。
当直のできない薬剤師は要らないと言われた薬剤師。
本当に根が深いです。
環境の変化
結婚や家族の転勤で転職を余儀なくされることもあります。
物理的に通うことが困難になるケースが多いです。
また、子育てや介護のために正社員からパートへの変更や残業時間の少ない会社に転職することもあります。
私の周りの話
結婚を機に病院(ブラックでした)を辞めて融通の聞く調剤薬局に転職した後輩薬剤師。
妻の妊娠、出産を機に年収アップとプライベートのバランスを取れる会社に転職した薬剤師。
それ以外
スキルアップを求めて総合病院の前や複数科目を取り扱っている調剤薬局や認定薬剤師取得へのサポートなどを求めて転職。
福利厚生の充実。
電子カルテや最新の分包機、監査システムのある職場への転職。
などなどです。
人の数だけ辞める理由はあります。
退職時の注意点
円満退職
できるだけ円満退社を心がけましょう。
薬剤師業界はあまり広くありません。
不要な噂に左右されるのはもったいないです。
退職時期はゆとりをもって伝える
急に辞められると人員の補充が間に合わないため執拗に引き止められることがあります。
引き継ぎも十分に行えません。
ゆとりをもってお互いが準備できるようにしましょう。
優順普段にならない
しっかり退職の意思を伝えましょう。
このときに引き止める理由を与えないようにします。
不満を伝えない
不満点を言いすぎるとお互いの関係が更に悪化して円満とは言えなくなる可能性が出てきます。
また、不満点を解決すれば残ってくれるのではという期待を抱かせてしまいます。
不満点の改善次第で残ることを検討するのであれば良いのですが、辞める意思が強いのであれば引き止める口実を与えてしまいます。
一時の感情に流されない
一時の感情で退職しないようにしましょう。
仕事をしていれば辞めてやる!と思うことは多々あります。
でも本当にその度に転職していてはキリがありません。
一度落ち着いてそれでも許容できないか、もう少し様子を見れるかどうか確認してみましょう。
まとめ
転職理由は
待遇、人間関係、生活の変化が特に多いようです。
より良い人生を送るために時には転職は必要となります。
ただ、せっかく転職したのに同じ悩みでまた苦しんだり他の悩みが出てきて転職することもあります。
転職に失敗しないためにどうするべきかしっかり考えて対応することも大切です。


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