[若手薬剤師は勉強あるのみ]オススメの勉強法を紹介します。

日々の業務に追われてなかなか勉強できない。

そもそも勉強って本当に必要?今なんとかやれてるよ?

そんなあなた

結論からいうと

薬剤師に勉強は必須です。

薬剤師人生は一生勉強だ

みたいなのを大学とか社会人になってすぐに言われたことはないですか?

仮に言われていなければ今心に刻んでください。

薬剤師人生は一生勉強とともにあります!

周りに勉強していなくてもなんとかなっている薬剤師はいるかもしれません。

あなたもそのレベルには勉強しなくてもなれるかもしれませんが

あなたの求める薬剤師像はそこでよかったですか?

もちろん皆に上を目指せ、それこそ正義だ!なんて言うつもりはありませんし、

食べていくための職業だから困らなければ良いと言うのも一理あります。

しかし、本当に困らないでしょうか?

勉強しないと平凡な薬剤師ですらいられない可能性は高くなります。

”いつも見ているのと同じ薬が同じ量で処方されているから大丈夫”

なんて思っても気づいたら処方箋に記載された血清クレアチニン値が上がっている。同じ量ではいけなかったなんてこともあるでしょう。

勉強しないと適切な疑義照会ができなくて患者に被害を生じてしまうかもしれません。

それに今までの薬剤師では求められなかった臨床スキルもこれからの薬剤師には必須となってきます。

今までの平凡な薬剤師はもう平凡とすら見てもらえない時代が来ます。

調剤薬局もそうです。

赤字国家の日本は医療費を削減しようとアメリカのようにセルフメディケーションに本格的に舵を取る可能性があります。

患者の病態もわからないのにアドバイスして薬を売るなんて出来ないです。

そんな状況で薬の提案なんて普通の神経だと恐ろしすぎです。

近所のおばちゃんに風邪は葛根湯が効くよって言われてるのとあまり変わらないレベルのアドバイスは薬剤師として失格ですよね。

これからの薬剤師は対人業務がメインとなるため今まで以上に勉強とコミュニケーション能力が必須となってきます。

疑義照会でも勉強していないとトンチンカンな質問をして医師を呆れさせるし今後まともに取り合ってもらえなくなるかもしれません。

ときどき横にいて、なんてこと聞いてんだ?アホか恥ずかしいって思うことありますもん。

勉強をしてないと患者に質問されても適当なことしか答えられなかったりして頼りにされません。

医師や看護師から質問されてもきっと答えられないでしょう。

全てを知っているわけではないので答えられないことはあるでしょうが少なくともそこで調べて次からは答えられるようにしなくてはいけません。

何もしなくてもいつかは自分も出来るようになるだろうなんて夢物語です。

恥ずかしながら一年目の私がそうでした。まぬけですね。

学ばないと置いていかれるだけです。

おすすめ勉強法

そんなこといったってどうやって勉強すればいいかわからないよ!

なんて声が聞こえてきそうです。

  • 出きる先輩に学ぶ
  • 勉強本を読む
  • 勉強会に参加
  • 学会に参加
  • ガイドラインを読む

他にもいろいろあるでしょうがここに書いてあることは始めてみましょう。

出きる先輩に学ぶ

職場に仕事が出来て憧れる先輩いませんか?

いたら是非その先輩の真似をしてください。

癖を真似るとかではなく、どうやって勉強してきたのか、どうやって知識を得ているのか一番身近にいる講師です。そこから得るものは多いですし、先生のようになりたいので教えてって言われたら喜んでいろいろしゃべっちゃいます。

勉強本を読む

取りあえずこれは読んでほしいって本があります。

薬の理解を深めるもの、病態の理解を深めるもの、各分野毎などいろいろあります。

本を買うのは勿体無い

電子書籍にオススメ本がないから

そんなことを言って読まないのは損です。

本はあなたの薬剤師人生をより深めるために必須です。

この薬の使い方あの本のあの辺りに書いてたな

この病気のことならあの本を見ればわかるな

そういう風に使えるんです。

自分だけでは気づけない処方意図や見解なんてのもあります。

情報を得るために勉強するために本は絶対に必須です。

電子書籍で発売されていればそれを購入するといつでも持ち運べて見れるため良いでしょうが、

医療本は電子書籍になっていないものもあるためそれだけが理由で機会損失しないようにしてください。

勉強会に参加

社内勉強会があれば参加し

メーカーや地域の勉強会があれば是非そちらにも参加してください。

自分の興味のなかった分野でも聞いていると発見があったり意外と内容を覚えていてその後もずっと使える知識が身に付いたりします。

今の時期コロナの影響でWebでの勉強会が増えて行き来の時間が節約できるので有りがたいですし、いろいろなメーカーの勉強会もWebで見ることが出来るため本当に便利です。

あとは社内勉強会でもいいので是非アウトプットをするようにしてみてください。

得た知識、経験を自らにためるだけでなく発信することで自分自身も頭の中を整理できるし周りの勉強にもなります。質問が出れば議論が出来て違う視点からみることもできるなどメリットは大きいです。

学会に参加

学会参加は有料のため会社のバックアップがなければ自費になってしまうため厳選したものだけになると思いますが

資格を目指すもの以外はローテーションしていろいろな学会を毎年交互に見るのがオススメです。

1年ではあまり大きな変化もないので資格目的でなく広く勉強目的であれば興味のある学会を順番に見ることで毎年その分野の知識を深めることが出来ますし、数年後にまた見たときには新たな知識が出ていてお得です。

なかなか学会に参加しない薬剤師が多いのですが勿体無い。

会社に学会参加を手助けするサービスがないのかだけでも確認してみましょう。

ガイドラインを読む

興味のある分野、普段の業務に関係する分野だけでも是非ガイドラインを読んでみましょう。

ガイドラインは情報の宝庫ですし、それをもとに医師は処方しているのですから処方意図を把握するためにも欠かせません。

疑義照会の内容も

それ、ガイドラインのクラス1に堂々と書いてるじゃんみたいなのが来るとこいつ勉強してないな、こいつの疑義照会は適当に返しておけばいいや

なんてなるかもしれません。

逆にガイドラインに沿った話ができると

おっ!こいつやるな、こいつからの疑義照会はちゃんと答えないとまずいな

なんてなるかもしれません。

ガイドラインは本とは別の必須の立ち位置です。

まとめ

勉強しなくても生きるためにはなんとかやっていけるかもしれないが

将来的には薬剤師として食べていくのは厳しいかもしれない、高リスク。

対物から対人業務に移行する。

臨床スキルも必須のスキルとなる。

勉強法は

先輩に聞く、本を読む、勉強会参加、学会参加、ガイドラインを読む

勉強する手段は現在溢れています。

是非できることから始めましょう。

一年目の頃は気力も体力も使いきってヘトヘト

勉強する余裕なんてないよ!

なんてこともあるでしょう。

朝早く着いた日や家で少し時間をもてあそんでいるとき、あの薬とこの薬の違いってなんだろうって疑問に思ったとき

いつでもいいです。

その疑問を大切にして学んでいってください。

2年目以降で勉強する余裕が本当にほんの少しもない、5分もとれないなんてことであれば生活を見直すべきかもしれません。

仕事が忙しすぎてそれくらいの余裕もないのなら体を壊しかねないし危険です。

健康が一番。

働き方を見直して勉強できる余裕を作りましょう。

趣味で忙しくて勉強できない人

趣味が原因ならなんとかやりくりできるはずです。わずかでもいいので時間を作りましょう。

薬剤師にとって勉強や知識は自分の武器です。

1つでも多くのできれば強い武器を手に入れた方が生き残るのも有利なのはどのゲームでも共通しているでしょう。

薬剤師の生き残りもそうです。

薬剤師として生き残るために、患者に医者に看護師に信頼されるために是非勉強しましょう!

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