【薬剤師はコミュニケーション能力が低い?】コミュ障で不安な気持ちを解決

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・コミュニケーションに自信ないからどうしよう…
・人見知りで…
・薬剤師でやっていけるか心配…

薬剤師はコミュニケーション能力が低い人が多いって聞くけど、コミュ障だと薬剤師の仕事は難しそう、自分は大丈夫かなと不安になってい人は多いと思います。

私は30代の現役薬剤師です。今まで多くの薬剤師と関わってきましたし私自身、学生時代は患者やスタッフとのコミュニケーションが上手くできるか不安でいっぱいでした。

そこでこの記事では薬剤師にコミュニケーション能力はどれくらい求められるか、コミュ力ないと無理なのか、今日から実践したい対策、コミュ障の人に参考にしてもらいたいオススメな職場の選び方を解説します。

この記事を読めばコミュニケーションに自信がない薬学生、薬剤師が少しでも不安を取り除いて薬剤師業務に挑めるようになると思います。

薬剤師はコミュ障?

薬剤師はコミュニケーション能力がない”

コミュ障が多い

なんて話を良く耳にしませんか?

もちろん薬剤師に限ったことではないのでしょうが

薬剤師はコミュニケーション能力に問題のある人が多いと言います。

正確な割合や統計はないのですが、

私が過去に出会っただけでも

yo
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薬剤師免許なければ生きていけなかったのでは

と思うほどの極度のコミュ障の人が複数人いますし、そこまでではないけどって人を含めるともっと数は増えます。

それほど薬剤師業界にはコミュ障が珍しくありません。

薬剤師のコミュ障が多い理由?

  • 理数系が得意な唯我独尊研究者タイプ
  • 対物業務のイメージで薬剤師を目指す
  • 今までは対物がメイン業務でコミュ力は求められなかった
  • 薬局、薬剤部は閉鎖された空間だった

そもそも、薬剤師を目指す学生は理数系が好き、化学が好きで黙々と自分のペースで動く若者が多い傾向にあると思います。

また、昔ながらの薬剤師のイメージ(対物メイン)はコミュ障の人がコミュ力をあまり気にせず、かつ食いっぱぐれなく一生安泰な国家資格である薬剤師を目指したことも一因かもしれません。

世間の薬剤師のイメージは未だに対物のイメージが強く薬学部に進学する学生にもそのイメージの人がいても不思議ではありません。

実際、今までの対物メインの薬剤師業務においてコミュ力はそこまで求められることもなくなんとかなっていました。

薬局、薬剤部はとても閉鎖された空間であり小さなコミュニティの中だけでほぼ完結していましたからね。

薬剤師に求められるコミュ力

しかし、そんな時代は終わりを迎えつつあります

求められる薬剤師像が変化してきているからです。

文部科学省の”薬剤師として求められる基本的な資質(案)”で

患者・生活者、他職種から情報を適切に収集し、これらの人々に有益な情報を提供するためのコミュニケーション能力を有する。

と明言されています。

・他職種連携

・タスクシフト

・対物から対人へ

他職種連携

医療スタッフが各々の専門性を活かして連携を取りながら患者の治療、ケアにあたります。

病院であれ調剤薬局であれ求められる基本的な薬剤師像は同じです。

入院前~入院中~退院後まで考慮し、ある一点をとらえるのではなく流れの中で患者のサポートにあたらなくてはいけません。

もちろんこのときに、

薬剤師も患者や他の多くのスタッフとコミュニケーションを取りながらベストな対策を練ります。

薬剤師の目線では気づかないことを教えてもらい薬剤師しか気づかないポイントを共有します。

対物から対人へ

「対物から対人へ」をスローガンに薬剤師は患者とよりコミュニケーションを取ることで薬物療法に参加することが求められています。

処方せん通りに調剤だけして、処方せん内で相互作用がないかをチェックすることで満足していた時代ではなくなりました。

処方せん上だけでなく患者の話を聞いて感じて隠れている問題を見つけてより良い方向に進むように改善しなくてはいけません。

薬剤師の給料に関わる調剤報酬などの加算も対人業務をどれだけしているかが評価の対象となっています。

そのなかに他職種連携も入っていますが、

これからの求められる薬剤師像はヒトとヒトの繋がりが大切になります。

タスクシフト

医師の業務負担軽減を目標に薬剤師業務の拡大がすすめられようとしています。

患者と会わない、話さない、コミュニケーション取らない医師なんていないですよね?

その代わりを一部担うようになります。

病院薬剤師は調剤室にいるだけでなく病棟で患者やスタッフから情報を得なければなりません。

調剤薬局の薬剤師はかかりつけ薬剤師として地域に根差した対策やリフィル処方に対応できるように病態への理解と共に話の中から処方継続の可否を判断しなければなりません。

【タスクシフトと薬剤師】これからの薬剤師のありかた

転職でもコミュニケーション能力は着目される!

・薬剤師業務の変化
・職場の人間関係

先ほどもお伝えしたように病院でも調剤薬局でも

コミュニケーションに重きを置くような業務に切り替わりつつあります。

また、

薬剤師退職理由の上位を占めるのが職場の人間関係です。

経営者としてもコミュニケーション能力の高い薬剤師を採用したい気持ちがでるのは当然かもしれません。

見学や面接をすれば担当者はすぐにコミュ力を判断します。

採用試験時のライバルがコミュ力高めであれば自分が不採用になる可能性は高くなりますし、採用となっても交渉で希望の待遇を得ることは難しくなることもあります。

コミュ障は就職できない?

薬剤師はそもそもコミュ力が高くない人が多いですし、求人数も多く何より貴重な有資格者です。

コミュ障の程度とその他の人間性にもよりますがコミュ障で全く就職先がないということはないはずです。

人手不足の地域、会社では更に採用の幅が広がるので過度に悲観する必要はないと思います。

コミュ力は高ければ高いほど重宝されるとは思いますが、大切なことは最低限のコミュ力があることです。

コミュ障の薬剤師にオススメ!面倒な交渉は任せてストレスから解放【ほぼ丸投げ転職】

コミュ障で薬剤師が務まるか不安

現場で働いている薬剤師にコミュ障はたくさんいます。

皆それぞれが必死に努力してその居場所を作ってきたし守ってきました。

社会は厳しいですが、コミュ障だからといってそれだけが原因で全ての可能性が閉ざされるわけではありません。

患者や各スタッフとのコミュ力がかなり必要とされる病院の病棟担当の中にもコミュ力低めの薬剤師がいます。

ただでさえ医師、看護師をはじめとするスタッフに受け入れられるまでに苦労することの多い現場でも時間をかければ可能です。

どんな場所でも毎日頑張っている姿を見せたら少しずつ居場所ができて働きやすくなります。

つらいのははじめの一歩を踏み出すときと居場所を作り上げていく過程です。

これはコミュ力オバケのような人以外は皆同じで実は皆が抱えている悩みです。

心配していることのほとんどは杞憂に終わります。

それでも何かしないと不安な人や少しでも円滑に進めたい人はまずはできることから始めてみましょう。

まずはできることから

・挨拶
・他人やモノにあたらない
・思いやり
・ルーズにならない

幸いにも薬剤師の場合

あまりにコミュニケーション能力が低い人が多いせいで普通に挨拶や会話ができるだけで高評価を得られることも珍しくないようです。

とにかくそれくらい薬剤師は非常識の狭い世界で独自の空間を作ってきたんだと思います。

でも最低限のコミュ力は自分と周りのストレスを減らしてくれます。

この記事を読んでくれている人の中にもコミュ力に不安を感じている人が多いと思います。

いきなり高度なコミュ力を手に入れるのは困難です。

少しずつ始めてみましょう。

挨拶

挨拶はできていますか?コミュニケーションの基本です。

挨拶ができていなければ、まず

朝の”おはよう”と帰りの”お疲れ様”に挑戦。

そして何かしてもらったら”ありがとう”

まずはここからスタートです。

今までしてこなかったのならこれだけでもかなり勇気のいることでしょう。

別に転職しなくても今の職場の居心地を良くするためにも挨拶だけはできるようになりましょう。

挨拶は最高のコミュツールなんだ。

仮に挨拶を返されなくてもこちらは何も失っていないしノーカウントでいいんです。

挨拶をマスターしたら+アルファの声かけなど少しずつ自分のペースでいいので進んでいきましょう。

他人やモノにあたらない

イライラしても他人やモノにあたるのは控えましょう。

コミュ障でなくても勿論ですが、コミュ障の人だと弁解することが難しいですよね。

コミュ障を変えることができないなら他のできることをしていきましょう。

イラついて感情をコントロールすることが困難な時もありますが、まず深呼吸して自分なりの気持ちを落ち着かせるルーティンを身に付けるといいです。

ちなみに私の場合は「爪先を見つめて10秒数える」ようにしています。

たいていのイラつきは10秒で少しクールダウンします。

思いやり

コミュ障だといろいろ誤解されてしまうことも多いですが

口下手でもわかりにくくても、わかる人には思いやりは伝わります。

相手を気遣う気持ちを大切にしていけばコミュ障だからと変にマイナスに捉えることも捉えられることも減っていきます。

ルーズにならない

時間や仕事などがルーズだとそもそも印象がよくないですが、普段のコミュニケーションが取れていないと尚更、患者やスタッフにマイナスな印象を与えてしまいます。

もったいないですよね。

この記事を読んでくれている人はコミュ力低くて悩んでいる人が多いと思うので

“ありのままの”

挨拶しなくて、気分屋で他人やモノにあたって、思いやりもなくルーズなコミュ力低めの自分を受け入れてほしい

と思っている人はいないと思うので出きるところから変えていきましょう。

それでも人と接するのは嫌…どんな職場がオススメ?

たとえ薬剤師を取り巻く環境が変化していてもそう簡単に自分を変えるのは難しいもの。

そもそも変われるなら最初からしてるよ!って意見もあるでしょう。

いきなりそこを目指さなくてもいいので出きるところから始めてみましょう。

まずはできることから“の部分はチャレンジしつつ、

やっぱり人と極力接したくない方には

  1. 今の会社にそこまで不満無い
  2. 不満だらけで転職希望、就活中の薬学生
  3. 不満だらけだけど転職する勇気がない

の3パターンで検証します。

1、不満なし

今の職場に感謝してその状況を保つように努力しましょう。

基本は挨拶と感謝です。

その上で対物を極める

世間の対人へのシフトチェンジとは逆ですが、対物も立派な薬剤師の仕事です。

DI、在庫管理システムや調剤効率化、完璧な調剤、薬剤情報書の充実など対人でなくても伸び代はたくさんあります。

対人は得意だけど対物が苦手な薬剤師もいるのでお互いの長所を活かして協力しあえばいいと思います。

2、不満で転職希望、就活中

・一人薬剤師
・見学に行って自分に合う雰囲気の職場を探す
・対物業務の需要が大きい職場

一人薬剤師(調剤薬局)

人と接することが極端に減るため気楽です。

極度のコミュ障薬剤師が最終的に選択することが多い職場です。

人間関係のストレスから一人薬剤師になった人は私の知り合いにもたくさんいます。

いきなり一人薬剤師が不安であれば教育サポート体制の整っているグループや一度勇気を出して他の複数薬剤師がいる職場で働いてみて雰囲気をつかんでからさっさと辞めて一人薬剤師に転職したらいいと思います。

見学に行って雰囲気を確認

コツは流し作業のような見学ではなく、そこで働くスタッフと会話をして雰囲気を掴むことです。

よくある職場見学では導入機器や処方せん枚数、科目などの事務的な説明を受けたあとに採用担当者と2人っきりで世間話や待遇面などの話となります。

しかしこれでは採用担当者の人柄はわかっても実際に一緒に働くスタッフのことはほとんどわかりません。

見学前に意図を説明して、可能な範囲で職場スタッフと話す時間を設けてもらいましょう。

実際に話してみて自分に合いそうな雰囲気の職場をさがすと少しは不安が解消されます。

対物業務の需要が大きい職場

対物→対人業務への移行が騒がれていますがそれでも薬剤師と対物は切り離せません(現状の日本では)

対物業務だけでもしてくれる薬剤師がいるなら喉から手が出そうな病院、調剤薬局がもたくさんあります。

安心して対物だけを極めていける職場をさがしてみるのもいいとおまいます。

病院でDIだけしている薬剤師もいました。

私の知り合いの調剤薬局にも調剤担当の薬剤師がいました。

需要はあります。

不満だらけだけど転職する勇気がない

不満だらけの中で仕事を続けていくのはしんどいですよね。

ただでさえ薬剤師の仕事は責任、ストレスとの隣り合わせ。

心身の不調をきたす職場は切り離すべきです。

それでも環境を変えるのはとても勇気がいります。

そんなときは退職の意向は伝えないまま転職活動だけでもしてみることをオススメします。

転職活動しても納得いく求人がなかったり、現在の職場が恵まれていたと気づいたらそのまま残ればいいだけです。

転職活動自体はノーリスクです。

自分の市場価値を把握することで不満が解決されることもあります。

[薬剤師就職、転職。市場価値を把握しよう】

転職エージェントを活用

膨大な求人情報の中から希望の条件を見つけるのは至難の技です。

それに一つ一つ自分で交渉をするのは勇気がいります。

その点、転職エージェントに希望条件を伝えておけばその条件でさがしてくれて苦手な交渉もしてくれます。

自分で探すのは本当に大変だし、完全に無料で利用できるのでオススメです。

【後悔したくない】薬剤師転職に必須!転職エージェントの活用法

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