[薬剤師と他職種の連携]病院薬剤師と栄養士の連携メリット!お世話になってます!

栄養は大切。

病気の予防にも治療の上でも生きていく以上欠かすことができません

どんなに素晴らしい治療をしてもその患者がご飯を食べなくて栄養失調になったら別の病気が出てきますよね

薬剤師も栄養をチェック!

栄養というとあまり薬剤師の仕事としてピンとこない方もいるかもしれませんが

絶食の患者に点滴しますよね

それってもちろん栄養です

栄養の不足分を補助食品で補うか、点滴、経管栄養で補うか

経路はともかく

どれも体に入って大切な栄養源となります

そのときに最低限の栄養の知識を知らないと

ずっと糖液だけ投与してた

なんてことがあるかもしれません

でも私たちの普段の食事を考えても

糖質だけしか摂取しないなんてないですよね?

たんぱく質も脂質も普通に食事をすれば入っているはずです

そしてバランスの良い食事を取ろうというのは点滴でも同じこと

病態ごとに考えるのも大切で

腎不全や肝不全では必要なタンパク質量も組成も異なってきます

何も知らないと協議もできないので最低限の知識は学びましょう

薬剤師とNST

多くの病院でNSTを取り入れているため薬剤師にも一番身近なチーム医療だと思います

そして一番成功しているチーム医療でもあり

栄養を多職種で考えることの大切さを物語っています

NST療養指導士になるためには専門の施設での研修、レポート作成などが必須になりますが

比較的取りやすい資格であるにも関わらず広く認められているため取得は有益だと考えます

栄養士との関わり

誰か一人相談できる栄養士さんを作りましょう

病棟に常駐しているなどであればベストです

栄養について経験的に学んでも経管栄養の内容とかはなかなか不慣れなものです

私は前の職場で患者の経管栄養の内容を考えることまで普段の業務に入っていたため自然と最低限の知識は身についたのですが

それでもやっぱり栄養士さんがいてくれると有難い

栄養剤を変更すると消化器症状が出やすいですがこまにフォローしてくれています

新しい栄養剤や特徴、最近のトピックスまで教えてもらって感謝!

それにリフィーディング症候群といってしばらく食事を取っていない人にいきなり栄養をがっつりいくと電解質のバランスが崩れて命に関わるものがあるんですが

本当に該当患者が多い!

嚥下機能が落ちて数ヶ月まともに食べていない高齢者やアルコールばかりでご飯をほとんど食べないアルコール依存患者

リフィーディング症候群に注意が必須となるため

栄養士と連携して点滴、食事をこまめに調整しています

点滴のカロリーを控えても食事しっかり出されたら意味わかんないですもんね

食事を1割食べてるからカロリーはこれくらいでカリウムはこれくらいでなどと教えてくれるため安心して点滴の調整を医師に提案できます

また、電解質が乱れている患者

医原性も含め非常に多いです

そこで栄養士さんから今飲んでいる薬でカリウムが下がるものはありますか?

なんて聞かれることもあります

こういう理由で飲んでてやめれないって説明すると

それなら食事でなんとかしますね。

なんて力強い一言!

そして一緒に電解質をフォローしてくれる

栄養士と良好な関係を保つことは患者の栄養サポートに欠かせません

新人栄養士の教育係?

栄養士と良好な関係を保っているためか

若手の栄養士の教育係?みたいなことをしています

リフィーディング症候群やカテコラミン使用患者の栄養、電解質の補正など

これでもかって言うくらいよく質問にきてくれます

栄養士の先輩方もかなり詳しいし何より優しい人たちですが

栄養士の臨床スキルは他の職種からも学ばせた方がいいという方針なのかな?

これから一緒に頑張っていく仲間たちなのでなるべく時間をとってわかりやすく説明するように心がけています

自分の知識を教えて気を付けてほしいポイントなども共有してくれればいずれ自分の助けになってくれますし大切!

そしていずれ後輩薬剤師にも還元されていく

未来への投資は大切ですね。

まとめ

薬剤師にも栄養の知識は不可欠

不足している知識は栄養士から学んでいこう

頼れる栄養士を作ってお互いスキルアップしよう

コメント

使わないのはもったいない!?
転職エージェント活用法
使わないのはもったいない!?
転職エージェント活用法
タイトルとURLをコピーしました